スピードを求め続けるホットロッドから派生した、カスタムスタイルがアメリカには用意されています。我が国でも趣味と考えてアメリカの文化を取り込んで、カスタマイズを愉しむ方が増加しています。
ビジュアルを追求するストリートロッド
スピードを追求したカスタムにトライするホットロッドに対し、外見的な優美さやカッコ良さ、オリジナリティーを追い求めるのがストリートロッドです。サーキットに於いての走行性能ではなしに、街乗りに於いての快適さを重要視する故に、サスペンションやエアコンを搭載します。
外見からは高級感や上品さのあるもので、単に綺羅びやかということじゃなく、レトロな高級車と感じてるイメージです。室内装飾も細部に拘っており、ラグジュアリー感がただよう仕様というわけです。
ビンテージ感満ち溢れるラットロッド
車のビンテージ加工みたいなラットロッドは、わざわざ古めかしい細工を施すカスタマイズです。サビや汚れ、ダメージをペインティングやラッピングで表現して、レトロ感が備わった味わい深い物に仕上げます。
更には、ベースとなる車の傷みを意図して残して古さを醸し出すことだってあります。ネズミが住みついているっぽいイメージをただよわせている外面が、ラットロッドの語源ではありますが、ただ汚らしいだけではなく味が備わったカスタマイズです。
異色な改造が施されたファニーカー
ファニーカーはドラッグレースで使用される競技用の車両の一つです。全長約6mで、エンジンからタイヤまでがボディでカバーされてたフルカウル仕様なのです。
リアタイヤがもの凄く大きいことなど、外見上の奇抜さがファニーカーの由来です。競技用車両の他、奇抜でユニークなカスタムのことを指して、ファニーフェイスという風にも呼称されます。